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病気

悪性リンパ腫とは

悪性リンパ腫とは、血液にできる悪性腫瘍(癌)です。リンパ組織から発生します。

悪性リンパ腫には大きく分けてホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫の2つがあります。日本では、ホジキンリンパ腫は悪性リンパ腫の約10%のみです。反対に欧米ではホジキンリンパ腫が多数を占めます。悪性リンパ腫の90%近くは非ホジキンリンパ腫です。非ホジキンリンパ腫はさらに細胞系質的特徴や病気の進行速度により細かく分類されます。

症状としては、リンパ節の多い部位(首、腋の下、足のつけ根など)に、しこりのようなものが発生します。発熱や寝汗、体重減少や皮膚のかゆみなども見られることがあります。

脳腫瘍とは

脳腫瘍とは、頭蓋骨の内側にできる腫瘍のことです。他の臓器の癌が脳へ転移してきた転移性脳腫瘍と、脳組織自体から発生する原発性脳腫瘍があります。原発性脳腫瘍の発生率は人口10万人当たり年間約10人の頻度と言われています。脳腫瘍の原因は遺伝子の変異とされていますが、それ以上のことは現在でも分かっていません。

脳腫瘍ができると、慢性的な頭痛、吐き気、視神経の異常(しびれやまひ)のような症状がみられるようになります。現在の医学では、CT検査やMRI検査などの画像検査を行うことで、脳腫瘍の有無やどの場所にあるのか等ほぼ100%診断することが可能です。

治療方法は、手術により患部を全摘出することが最も有効ですが、正常の脳を傷つけると手や足が動かなくなるので、すべての腫瘍を摘出できないこともあります。放射線療法や抗がん剤による化学療法を併用して治療を行うこともあります。

脳梗塞について

脳梗塞とは、脳の血管が詰まったり何らかの原因で脳の血の巡りが低下することによって脳組織が酸欠や栄養不足に陥り、このような状態が続いた結果、その部位の脳組織が壊死してしまったものです。一度発症すると脳の細胞はほとんど再生しないので、脳梗塞で失われた機能は取り戻すことができず、後遺症が残ってしまうことがあります。

脳梗塞が起こると、数分後には脳細胞が壊死し始めます。時間が経つ程、ダメージが広がるため後遺症も大きくなります。後遺症を軽減するには、一刻も早く医療機関で診断を受け、治療を始めることが必要です。

脳梗塞の主な危険因子は高血圧、高脂血症、糖尿病ということから、脳梗塞は生活習慣病のひとつと言われます。生活習慣病や喫煙は、脳梗塞の原因のひとつとなる動脈硬化を促進します。

花粉症とアレルギー鼻炎の違い

花粉症は花粉をアレルゲン(アレルギー症状を引き起こす原因となるもの)とする「季節性アレルギー性鼻炎」、アレルギー鼻炎は一年を通して発症する「通年性アレルギー性鼻炎」です。

通年性アレルギー性鼻炎のアレルゲンは人によって異なるため、発症する時期や症状も異なります。空気中のほこりやダニ、カビ、動物が原因となることが多いでしょう。

花粉症は、2月上旬から始まり特に春に流行しますが、春だけではなく一年中起こりえる鼻炎です。春に花粉症にかかる人はスギやヒノキが原因となりますが、夏のシラカンバ(イネ科)、秋のブタクサ、冬のカナムグラから発症する方もいます。

アレルギーの種類

食物アレルギーとはアレルゲン(抗原)となり得る食品を摂取することで発症するアレルギーです。日本の人口の1~2%(乳児に限定すると約10%)が何らかの食物アレルギーを持っているものと言われています。

多くの場合は、食後数分から2時間以内に症状がみられる「即時型アレルギー」の意味で使われ、「即時型アレルギー」によく見られる症状は、蕁麻疹を始めとする皮膚症状・呼吸器症状・消化器症状です。食後2時間以降に発生する「非即時型アレルギー」の場合は消化器症状・皮膚症状が主な症状となります。

現在、農林水産省が定めている食物アレルギーは27品目存在し、特にアレルギーの原因となることが知られている卵、乳製品、小麦、蕎麦、落花生、えび、かには、加工食品などへの表示が義務づけられています。

うつ病の種類や病気症状

うつ病とは、不眠、不安、抑うつ状態、焦燥、食欲低下、意欲減退などを症状とする精神病のひとつです。

うつ病になる原因は日常にたくさん存在していますが、多くの場合には病気に至ることはありません。苦痛な出来事が起こっても、何日か経てば普通に社会生活ができるようになります。しかし、大きな挫折をしたとか辛い出来事がくり返し発生した場合に、精神を復元することができず憂鬱な気持ちが続き社会復帰できない状態が2週間以上経過するとうつ病である可能性が高いでしょう。

放置すると悪化する可能性がありますが、適切な治療を受ければ大体の場合に完治することが多いです。治療方法はストレスを軽減するための十分な休養と薬物療法によるものとなります。

症状によってうつ病にも様々な種類があります。

通常のうつ病は「単極性うつ病」と呼ばれ、うつ状態が続くことが主要な症状ですが、「躁うつ病(双極性障害)」という躁(興奮状態)とうつ状態をくり返す症状を持つ病気が存在します。

躁の時は調子が良く夜寝なくても平気な程大変活発になりますが、すぐに気が散ったり怒りやすくなります。法的な問題を起こしたり高額な買い物をして借金を作ってしまうなど、本人に自覚がないまま周囲に迷惑をかけてしまい人としての信用を失う結果になることもあります。

婦人科疾患の症状や原因

子宮頸がんは、女性の子宮頸部に発症するがんで、婦人科疾患の中でも大変ポピュラーなものです。20代から30代の女性発症するすべてのがんの中で第一位であり、毎年約10,000人が発症し約3,500人が亡くなっています。子宮がんと呼ばれるがんのうち約7割を占めます。

子宮頸がんを発症すると、子宮や子宮周辺の臓器を摘出しなければいけなくなる可能性があるので、妊娠の機会を失ってしまうことがあります。

禁煙、子宮頸がん患者のほとんどが、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスに感染していることが判明されました。HPVは性交渉を経験したことのある女性の80%が感染するといわれています。子宮頸がんワクチンを受けることで、HPVの感染を予防することにより子宮頸がんの発症を防ぐことができます。

子宮内膜症もポピュラーな疾患です。本来、子宮内膜は子宮の内腔に存在するものですが、卵巣や骨盤の腹膜などの子宮以外の場所で増殖する病気を子宮内膜症と呼びます。20代~40代の女性に多い病気と言われています。

主な自覚症状は、つらい月経痛です。病気の進行とともに痛みがどんどん大きくなるのも特徴です。以前と比べて月経痛がきつくなったと感じる人は子宮内膜症を発症している可能性があります。

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貧血の怖さ

日本人の成人女性のうちの約17%が貧血だというデータがありますが、実際に貧血だと自覚している人は少ないと言われています。

貧血には色々な種類があります。貧血の80~90%を占める最もよくある貧血は、鉄欠乏性貧血です。不規則な食事や出血によって血液中の鉄分が不足することが原因で発症します。身体がだるい、不眠、落ち込みがち、イライラする、のどが痛い、肌や爪のトラブル(二枚爪など)がある人は鉄欠乏性貧血を疑ってください。下まぶたをアッカンベーをした時のようにめくってみてください。貧血がある人は下まぶたが白っぽくなっています。

重度の貧血には、骨髄が脂肪に置き換わり赤血球、白血球、血小板を作ることができなくなることで、出血が止まり難くなる「再生不良性貧血」、赤血球が壊れ易くなる「溶血性貧血」、癌や感染症など他の病気の二次症状として起こる「二次性貧血」があります。

「たかが貧血」では終わらさず、気になる事があれば医療機関に相談しましょう。他の病気のサインかもしれません。

沈黙の臓器 - 膵臓の怖い病気

膵臓の病気で代表的なものは膵臓がんです。膵臓がんとは、膵臓に発生する癌です。

膵臓は肝臓や胃などの裏側の隠れた場所に位置するため、早期発見が難しいと言われています。発生率は胃がんや大腸がんに比べ1/3~5程度にも関わらず、死亡率は高い癌です。特有の症状がないことも死亡率が高い原因のひとつで、膵臓がんと診断された時点で既に進行がんになっていることが良くあります。周囲の臓器に転移していることもあります。実際に、膵臓がんが発見された患者の約70~80%がすでに手術ができないほど進行した状態で発見される怖い病気です。

また、発見と治療が間に合ったとしても予後が良くない癌として知られています。全病期での5年生存率は10~20%という低さになってしまうという特徴があります。

膵臓がんは、喫煙、飲酒、脂肪分の摂りすぎ等が原因となることが多く、生活習慣病であると言えるでしょう。

膵臓がんの症状として、胃痛・腹痛、食欲不振やだるさ、体重の減少などがあります。いずれも、膵臓がん特有の症状とは言えず、胃腸の調子が悪い程度のもので見過ごしてしまいがちです。

円形脱毛症とは

円形脱毛症とは、頭髪の中に十円玉程の大きさの脱毛部分がはっきり見える脱毛のことで、「十円ハゲ」などと呼ばれることがよくあります。

一般的に、円形脱毛症となる原因は「精神的ストレス」と言われますが、「アレルギー」が原因で症状がでることもあるそうです。また、「遺伝」もあり、家族内での発症が30%程度とされています。生活習慣や環境、ヘア・頭皮ケアによっても薄毛を進行させる原因があります。

症状が出るのは突然で、ある日自覚症状など無く脱毛部分が出現します。通常は硬貨大の脱毛部分ができるのですが、症状が進むと、頭部全体に広がったり、眉毛やまつ毛、その他の体毛まで抜けることがあります。

毛と爪の構造が類似していることから、約25%の円形脱毛患者の爪に横すじやへこみ等の変化がでることがあります。

円形脱毛症の症状が現れた場合には、皮膚科に行くのが一般的です。

円形脱毛症の症状を放置しても、特にストレスが原因で起こった場合には自然治癒すると言われていますが、円形脱毛症にかかり易い体質の場合は再発する可能性があります。自然治癒できるのは直径3cm程の小さな脱毛部分であり、6ヶ月程度で自然治癒することが多いです。しかし、自然放置すると症状が広がる場合もありますので、専門医に診断してもらうことが大切です。

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